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劇場版「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」感想(ネタバレ)

連続更新だったのがいきなり消えてすいませんでした(汗
この記事を書いて気力があったら次を更新しようかと思います。

タイトル通り、劇場版エウレカセブンの感想兼批評です。
サイトのトップでわかるように私はエウレカセブンが好きで、三年前にはリアルタイムで見ていたのですが、
若干忘れかけていたところに最近劇場版がどうのこうのというのを小耳にはさみ、せっかく見に行ける範囲にいるし学校も休みだし行こうかと思い立ったのです。
先日の水曜日友人と見てまいりました!
指定席をかなりはやく取っていたので、満席のなか恐らく一番いい席で見ることができました。

帰ってきていろいろ考えましたが、ついでに風邪まで貰ってきてしまいました。
正直、頭痛いしだるいし最悪です・・・・(苦笑


以下ネタバレありですので隠します。
そしてこの作品についての反応としては、賛否両論のようですが、私の立ち位置は完全にではないものの否の側にいることをご了承ください。
不快に思われる方はスルーしてください。

ですがその前にひとことだけ言わせてください。
最近アニメに限らずこういった考える作品って設定資料や付属品ありきのものが個人的に多い気がします。まあそれはそれでもいいとも思いますが、
でもそれって正直どうなの?


では感想、またどちらかというと批評よりの記事を書きたいと思います。

えーまず最初にいろいろ考えた末の結論を言っておきたいと思います。

この映画は『映画』としてはあまりいい出来ではない。


私はこの映画を一度しか見ておりません。
設定資料はまだ出ていない(今日発売?)のもありますが持っていませんし買うつもりもないです。ノベライズも持っていませんし、コンテニュー(ですか?)も持っていません。
買ったのはパンフレットのみです。

そしてここでは感想としてストーリーには触れますが、
いろいろ考えていく際には、あえてストーリー(物語の解釈という意味です。筋というか)についてには触れないでおこうかと思います。
そちらの考察なんかはいろんな方がやっていらっしゃるでしょうしね。あれはこういう意味だとかね。


ではではまずは感想を。

正直うなりました。悩みました。
これはどう受け取ったらいいのかと。
なんというかとても大きなものは見えました。物語の。
登場人物たちの思いや、製作者がたの思いも完全にではないものの伝わってきました。あえてこういうストーリーを選んだことへの意気込みとか。
けれどいろいろと引っかかる。
襲ってきた大きなものと同じくらい大きなもやもやが心にありました。
言葉に出来ないこの感じは一度劇場に来ていただいて、映画が終了した瞬間の会場の雰囲気を感じていただければ、わかっていただけるのではないでしょうか。なんかみんな色々思ってるけど、言っちゃいけない感じ。実際私が最初に発した言葉は「さ、いこっか」でしたから。内容には友人共にしばらく触れず(苦笑
しかし、ぞろぞろと劇場から人が出ていってざわつき始めたときに、後ろの女性がちょっと大きな声で言った言葉にはっとしました。
「どういうことなのかわからなかったし、どこで泣けばいいのかもわからなかった」
言っちゃったよ! それ言っちゃったよ!
でも実際、初見の方の多くはそう思われたのではないかと。
最後あたりでホランドがタルホの妊娠を知ったシーンでは失笑らしきものが起こっていた気もしますし。考えすぎ?
恐らくこの作品は何度も何度も見て、考え、資料などをみて考察を深めていくことに面白さがあるのだろうと感じました。
まあとりあえず、ドミニクはかっこよかった。エウレカも可愛かった。レントンもラストシーンのカッコよさにびびりました。作画頑張った。さすがだボンズ。
それで騙された気になるのもよしかな、と。



だがしかし、
結局それだけで終われないのが、私です。エウレカセブンへの思い入れもありますしね。

ではではここからはエウレカセブンを『映画』作品として見たとしての私の考えです。

正直、一番疑問として感じたのはこれを『映画』として出す意味でした。
まあ、それは追々話しましょう。

まず、今作はテレビ版のものとは(完全にとは言い切れないが)異なるものであるということです。
過去の映像は使っているものの、ストーリーなどはほとんど変更済みです。それは念頭に置いてみましたとも。
しかし、いろいろやりたいのはわかったが、二時間は短すぎた!
全てそれに尽きる気も・・・・・・

細かく練られた世界観、設定、いろいろ表現したかったでしょう。
けれど、逆に多く細かく練られ過ぎたことが、次々起こる急展開、超展開の原因だったのではないでしょうか。
結果的に置いてけぼりをくらった人は少なくないはず。
パンフを見てわかったこともいろいろありました。
例えばです。
友人とも話していて特に引っかかったのはニルヴァーシュの在り方です。
テレビ版とは違い、ニルヴァーシュは「幼生」という形をとっています。で、恐らく誰もが思うであろう、なぜ幼生化?という疑問。
テレビ版より「生きてる」っぽい存在。のちに大きくなっていつものかたちになります。
で、まあ上の疑問は別の考察に任せて、私が悩んでいるのは他のKLFも最初は幼生なの?ってことです。
作中、幼生はニルヴァーシュとジエンドしか出てこなかったと思います。だから、あの子らは世界の中で特別な存在なのだと思っていました。実際そうなのかもしれない。
でもそれにしてはみんなニルヴァーシュに対する態度が不自然。明らかに変なものなのに誰も触れない。イマージュにあれのほうがより近いでしょう? エウレカ研究するよりそっちでしょう?
それについては作中では触れていなかったと思います。
でもパンフを見て少しわかりました。あれ、普通にKFLだったんですね。もっと特別なものだと思ったんですが。もちろん成長するとテレビ版のあれになることはわかってます。
うーん、せっかくニルヴァーシュを幼生化させたのに物語に生かしきれてない。
ニルヴァーシュがどうのこうのってのが作品のテーマじゃないのはわかっているのですが、今作は匂わせておいて設定を出して、それらを結局物語としてあまり生かさないということが多かったとおもいます。雪月花なんかもかなりそんな感じ。なくてもいいような付属品の印象を与えてしまうかもしれない。
個人的に世界との関連性を持たせるために、ニルヴァーシュはやはりイマージュから送り込まれた存在であるエウレカと関わりがあったほうがよかったのではないでしょうか。簡単になってしまいますが深みはあるかと。テレビ版と逆にしたいのはわかるのですが・・・・・・
(↑このあたりが文章としてまとまりがないのはお許しください。頭の中もまとまっていません)

上記同様に映画本編だけでは伝えきれなかったことも多いはずです。
というか、伝え方が下手だったとも。わかりずらいんです、全体的に。
わかりやすい=いい作品だとは思いません。けれど映画とは大体の人が一度しか見に来ない。その中で伝えたいことを伝えなくてはならない。なのにわかりずらいことばかりでは結局伝わらないまま終わってしまうでしょう。
DVDで見てください。というのは劇場版にする意味がないのでは? OVAでいいのでは?


で、ここで最初に書きました『映像』作品として出す意味が出てきます。

もしかするとエウレカセブン全体にいえることかもしれませんが、
今作は「言葉で伝える」という取り方を多くしています。
テレビ版にも聖書の引用もあるし「言葉」を大切にしてるのかな?っていうのはありますが、今回はテレビ版よりもちろん短いのでその部分がより感じられました。
いや・・・・・・多くというよりほとんどといっても過言ではないかと思ったりもしました。
この「言葉」に対する違和感がこの作品をアニメとして、映画として作る意味があったんだろうかと思う要因であります。

・冒頭部分に世界設定を語るドミニク。思わず心の中で「説明乙!」と思ってしまいました。まあここはあらすじなのでいいでしょう。
・次にドミニクが幼生と意思の疎通ができるレントンを「選ばれた存在」だと言います。唐突な言葉です。いきなりハードルを上げます。なにがあるのだろうと。結果的に、選ばれた→エウレカに、ということでしょうか。幼生と話せることがエウレカと関係が? しかし、ここで「選ばれた存在」だと言ってしまうのは神話のどうたらという意味であったとしてもあまりに軽い言葉である印象をうけます。
・エウレカが自分を「ロボット」だと称すシーン。「ロボット」という言葉への違和感。化け物じゃないの? 機械なの? 違和感をなくすにはわざわざ新しい言葉を出すのではなくテレビ版を生かせばいいのでは。
・そして世界についてのさまざまなことのほとんどは「言葉」で表されています。どれも考えさせられるものばかりです。ですが、展開が早いので考えているとあっというまに取り残される危険性も。
・また、エウレカが目の輪を指さし「これが消えたら死ぬの」と告白します。突然「言葉」として設定が明かされます。悲劇性を持たせるには死を扱えば簡単だし、本人に言わせればさらに簡単です。(でもコレ、いる設定でした? 正直必要性に頭を悩ませています)
・「14歳なのに辛い経験ばかりだ」とレントンをさして言われるシーンがあります。確かにつらいのはわかります。両親は死んでしまい、好きな子は連れて行かれ、軍に入り・・・・・・辛いです。でもそれを「辛い」と言葉にしてしまうとそれ以上の意味をもっていたものも「辛い」という単語のなかに収められてしまうというか、その程度になってしまうというか。

他にもいろいろありますが、書ききれないのと記憶が曖昧です。

とにかく言いたいのは、「なぜ言葉で表してしまうのか」です。
アニメは映像と音声があります。言葉で伝えきれないものを伝えられるツールです。
私は未熟ですが物書きなので、言葉だけではつらえきれないもののが多くあると感じます。その点、絵や映像は人にそれ以上のものを伝えることができるのだと、「心が感じる」ということよりわかりやすく感じることができるのだと思うことがあります。(もちろん言葉も奥が深いですが)
なのに何故、言葉で説明してしまうのか。
せっかく『映像』なのに。
言葉で埋め尽くしてしまうならそれは小説で十分なのではないでしょうか。
言葉にすれば簡単なのはわかりますが、そこをあえて言葉にせず音声を含めた映像化で表現することが映像を伴う作品の在り方ではないのでしょうか。
(監督がそういうのが好きだからといわれたらそこまでというか、あきらめるしかないですけども・・・・)
映画本編に限らず、同じことはパンフレットなどの書籍化されたものにも言えます。
それを読めば、内容がよりわかる。ってのは反則では?
今回の設定資料がどんなものかわからないのでここでこう言うのは間違っているかもしれませんが、
細かい設定資料というのはゲームでいえば攻略本、つまりネタばらしです。
設定資料というのは、その作品世界をより深く、より広く知るためのものだと思います。
しかしもし、それを読まなければ映画の正しい?解釈がわからない。伝えたいことが伝わらないというのであればそれはもう『映画』としては最悪です。なぜなら本当に『映画』を作りたかったのなら『映画』が世界の全てだから。その他は所詮後付けにすぎないものです。
小説サイトで例えるなら、人物設定や世界設定に全部書いちゃってあるのと同じですね。表現すべき場所は本来、小説のなかのみであるべきなのに外に全部書いちゃった。自分は作中で表現できないから。それはその時点である意味自分の物書きとしての負けを認めてるようなものかと。

しかしながら、エウレカはアニメ以外の様々なものとリンクし合うことで成り立った作品でもあったので一概にそうとは言い切れませんね。
でもやはり設定資料というのはまた毛色が変わってくると思うので上記の考え方は変わらないかな。もしそれが物語の重要な部分を担ってくるようなことになったとしたらという仮定で、ですが。

そして、全体的にかっこいい言葉を並べ過ぎたのだと思います。
ひとつひとつには重みがあってもずらりと並べられてしまうとその重みがなくなってしまうというか。
「かっこいい、綺麗な台詞でおさめられちゃった」と思ったところは多かった。

結論をいいますと、
『映画』という短い限られたスペースのなかで『映画』として伝えたいものを伝えるという意味では、
この「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」という作品はあまり成功とはいえないのではないかと思います。
恐らく制作側は「長さ」で苦労したのだろうと思うので、いっそもっと大胆な変更をした方がよくできたのではないかと思いました。
人数が多いから大変なのは凄く見ててわかりました。テレビ版とのリンク、残せるものは残しまた変えるものはとことんというのがあだになったのではないかと。ここまで変えることができるのだから登場人物をもっとぐっと少なくすることも可能だったのでは? 伝えたいことを残すためには。
良くも悪くもテレビ版に囚われ過ぎたのだと私は感じました。
そして恐らく設定を深く深く、細部まで作ったがためにそれを提示していかなければならないということで、主題がぶれるということも起きていたと思います。
「なにがなんだかわからない」というのもこれが原因ではないでしょうか。

いろいろなところが惜しく、残念でした。
けれども、エウレカセブン全体としてみたならば、この「ポケットが虹でいっぱい」はそれほど悪くないかもしれません。
言わせてしまうならば、これも結局はテレビ版の付属品にすぎないのだし。
ただこれを単品として、『映画』として見たのならば・・・・・ということです。



あと、これはあまり関係ないと思うのですが、
演出が若干古いなと・・・・(汗
どこが、といいますと。
ある人物が重要なことを言おうとする → 邪魔が入って結局言わない → 視聴者はその言葉が気になってしょうがない!
っていう感じ。
最低でも三回はありましたね。
一度くらいならいいですが、ちょっと使いすぎでは・・・・?
正直、またかと思いましたし。


これは私の個人的な意見なので反感を覚えるかたもいらっしゃると思います。
すいません。
それと少し具合が悪いこともあって果たして自分が言いたいことをいえてるのかもわかってません(汗


・・・・・・長かった!
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